「木かげの家の小人たち」アンケートから

 こんな人の気配がかなり身近で感じられるお芝居を見るのは全く初めてです。時代はかなりさかのぼるstoryではありますが、そのころに生き抜いていた人たちの思い(自分の祖父母位になるのか)を知れました。

 何も知らず全てを与えられ生きる事をしている私たち、整えられすぎ与えられすぎて、大事に思ったり感謝したりすることをおざなりにしているかもしれない。忘れずに時間を送っていきたい。

 今回大切な人を通しこのお芝居に参加することができました。その場面では身内思いというわけではありませんが、涙が出てきたし、その素敵さに普段の表情にはないものを山ほど発見しました。きて良かったです。

いい芝居ですね。ただあまり直截に過ぎて涙腺を刺激されます。

狭い空間がむしろプラスに働いている(を働かせている)と見ました。

台詞の受け手の反応が時々ちょっとねぇ……頑張って下さい。

こんな家族があったらいいなと思いました。これからもメッセージを発信していって下さい。

今日はとても考えさせられた劇でした。人間のおろかさ、やさしさを小人を通して表現できてとてもすばらしかったとおもいます。かんどうしました。

とてもよかったです。泣きそうになりました。涙。みなさん お疲れさまでした。

戦争がテーマで、難しく、考えさせられました。私自身答えは出ませんが、いろいろ考えるキカイになったと思います。卒業生のドキドキや、大変さが伝わりました。楽しくみれました。これからもがんばって下さい。

今日は生まれてはじめてのお芝居で、人が(いることから、集まることから)いろんなことがつくられていけるのだと。すっごいと思いました。とても不思議な気分です。ありがとうございました。

戦争中のお話みたいだったので、もう少し固いものかと思ってたのですが、見ていると考えさせられる部分はちゃんとあって、それでいて、かわいくて、楽しく観せていただきました。

皆さんそれぞれかなり良かったです。堂々として、素晴らしいですね。皆さんから刺激とパワーをもらいました。これからも是非、楽しんで頑張って下さい。

想像をはるかに超えていた。なるほどと……

小さな空間のはずなのに、とても広い世界が見えました。自分のなかの大きい人間と小さい人間とアマネジャキと、自然の動物達と、いっぱい、いっぱい遊ばせようと思います。

すてきな時間をありがとうございました。

お芝居をはじめて生でみました。すごく小さな空間が本当に大きく感じて広がって、びっくりしました。おもしろかったです。

おはなしも、今すぐ何というわけではないけれど、何か心のおくに残りました。きっとこれからいろいろ感じていける「もと」になると思いました。またぜひみにきたいです。

 塾生の皆さんは仲々の役者さん揃いで、紆余曲折の物語の面白さと相俟って楽しく観劇させて頂きました。私は先に皆さんの発言集を読み、多く語られている戦争について、果たして童話《木かげの家の小人たち》の中で、戦争と言う現実をどのように演じられるか、すこぶる興味を持ちました。

 私は、童話というものは主に児童を対象にした読み物であり、その暖かい包容力が読者をなごませる…ぐらいの認識しかありませんでした。だから、その優しさのなかで、戦争を語るのはいささか刺激的で、童話が童話でなくなりはしないかと案じていました。

 しかし、それは塾生の皆さんの熱心な稽古の積み重ねでしょう。若干の気になる部分を残して、二時間半という長い芝居を生き生きと演じ切っておられました。反戦の訴えも力まず淡々としていて、童話調を最後まで崩さなかったのが、この芝居の成功の所以でしょう。私はこの芝居から戦争の恐怖というより、戦争がもたらす空しさ、哀れを強く感じました。

◆ 漆黒と照明を繰り返すなかで、空色のコップを持って屋根裏へ通う透子が女学生姿から、達夫に手を引かれた花嫁衣装に変わり、やがて哲・信・ゆりの三人の母となる時代の流れを簡潔に手際よくまとめてありました。

◆ 大きな人間と小人の世界の違いをどう演じわけるのか…、装置の工夫は?なんて、幼稚な疑問も大きな鉛筆一本で難無く納得させられました。

◆ 登場する人物像も分かりやすく、私なりの想像から◇学者風の達夫と内面的強さを秘めた透子。◇思慮深い哲と軍国少年の信。母から小人たちへのミルク運びを受け継いだ病身のゆり。◇小人家族では穏やかなバルボー氏が、大きな人間の争いが小人との会話さえ奪ったと嘆き、繊細な神経の少々ヒステリックなファーン夫人。◇アイリスとロビンは好奇心が強く、隠れて暮らさなければならない理不尽から抜け出そうと、鳩の弥平に助けられて外界へ飛び出してその機会を狙っている。◇アマネジャキも仲々存在感があって良かったです。◇たつおが幼さをだすために苦労があったと思いますが、童語という物語の形態がさほど違和感を感じさせませんでした。◇鳩の弥平が白い鳩と結婚した話も微笑ましく、◇物静かな〃おとおばさん〃と、彼女を支える気が強くて心優しい〃とよおばさん〃の存在は、かつての純朴な田舎の老婆をうまく演じていました。唯、〃おとおばさん〃の盲目に気がついたのは、彼女が病床のゆりを見舞って枕元へにじりよる所作からで、その前の場面では彼女は籠の中をのぞいて何かをかきまぜていたからです。空を見つめたまま手探りの様子などあれば分かりやすかったと思いました。(私の思い違いあればご容赦)

◆ いずれにしても、登場人物の役柄を見事に演じ分け、全員が一体になってこの芝居を支え、もり上げているのが私にも伝わり、心地良い観劇が出来ました。塾生の皆さんの今後のご奮闘をお祈り申し、楽しみにしています。

T.Mさん