moco2005/02/25
もうとっくに終わった恋なのに
何かが胸につっかえている
時間が過ぎても忘れられるどころか
心がズキズキしまう そんな恋だった…
***
猛烈にアタックしてくれた彼
私のことをすごい好きになってくれたのに
見た目があまりかっこよくなかった
「こいつは放っておいても大丈夫や」
たかをくくってた私
もっとかっこいいオトコと
遊びまくりたい時期だった
だけど 気づいた時は
彼のことが気になっていた
本当はいい人なんだって。。
そのうち、彼は他の子と付き合い始めた
アセった私は彼の気持ちを取り戻すべく
彼に猛アタックを始めた
「こいつは彼女を捨ててあたしの所に来るべき」
結局…彼は向こうを選んだ
こんな私 振り向いてくれるはずがないよね
悔しかった 自分を見てくれなかったことが
どうしても許せなかった 変なプライドがあった
こんな私でも 彼のことが大好きだった
自分が変われそうな気がしていたんだ
そんなある日。。彼が誘ってくれた
お弁当作って遊びに行こうと
思わぬ彼のお誘い 素直に大喜びした私
何を作ろうかな… どんな一日になるかな…
あれこれ 思いをふくらませているうちに
眠ってしまった またもや思わぬ 私の失態
次の日… もうぐちゃぐちゃやった…
自分のことが腹立たしくて 素直になれなかった
作れなかったお弁当 彼に悪いと思ってたのに
思わずついてしまった言葉
「お弁当はまた今度食べさしたるわ」
ごめんは?って言う彼に
「なんで私が謝るん?」
本当は言いたかったのに
言うべきだったのに ごめんねって…
本当に素直じゃなかった
天邪鬼だった 謝りたかったのに…
彼は笑ってくれた 許してくれた
私も笑い返し 私たちは抱きあった
そんな帰り際…
「もうこれで最後にしよう」
あまりにも突然のことで
何が何だか 分からなかった
彼の言っている意味が分からなくて
泣けなかった 不思議と
……彼とはこうして別れた
***
とっくに終わった恋なのに
胸につっかえている どっかで…
あれから色んな恋をしたけれど
どうしても忘れることが出来なかった
「偶然」…それはこのことを言うのか
私たちは駅前でふたたび出会った
これからデートに行くという私を
彼は車で送ってくれた
車の中で色んな話をした
昔よりもずっとずっと 素直に
目的地が近くなり 今まで言えなかったこと
「あの時お弁当を作れなくてごめんね。。ずっと後悔してた」
やっと言えた その瞬間 私の心のつっかえが取れた
ふわりと キレイに
お前のそうゆう所、好きやった…
ああ そう言ってくれる彼が
私は大好きだったんだ。。
これから先も 私は恋するでしょう
その時はきっと素直になれるでしょう
不器用だったあの頃よりずっと。。